賃貸住宅での暮らし方

Posted by 草野重美 | Posted in 賃貸 | Posted on 20-01-2011-05-2008

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札幌の賃貸住宅での事件簿が不動産業者の月報で届きました。

札幌と言えば寒いイメージがありますが、室内はとても暖かく、半そで一枚ですごせる、などと良く聞きます。

暖房機がきちんと取り付けられていたり外からの寒気を食い止められるようにサッシや断熱がしっかりとされているからでしょう。

しかしそんな中、ある札幌の賃貸アパートで事件が起こりました。

中年の夫婦(60代)が室内で一酸化炭素中毒で亡くなったというのです。

備え付けの暖房器具はありましたが、自分で持ち込んだ石油ストーブの不完全燃焼によるものだったそうです。

いまどきの石油ファンヒーターなら室内の酸素が少なくなると警告音がしたり、自動で止まったりしますが、石油ストーブはなかなかそこまでの機能はついていません。

このご夫婦、自分の家を持つことなく今まで暮らしていました。

それまで住んでいたアパートは築年数が経っていたので昨年の夏に終の棲家として新築のアパートへ引越しをしたのだそうです。

築年数が経っているところから新築のアパートへ引っ越したことで、今までに比べて建物の気密性能が上がっていたにもかかわらず、それに気付かず、今までどおりに石油ストーブ、それも古いものを使ってしまったので不完全燃焼をしても換気をすることができず、一酸化炭素中毒で亡くなってしまったという惨事でした。

このことを受けて札幌の賃貸住宅を扱う業者の中には契約時に注意として石油を使う暖房機についての危険性を説明して、なるべく使わないようにお願いすることにしたそうです。

新築のアパートで暮らすということで楽しみにしていたのでしょうが、残念なことになってしまいました。

寒くても換気だけは十分に気をつけてくださいね。